関西の“旬”情報
音楽劇「探偵〜哀しきチェイサー〜」
ジュリーの名曲の世界、初舞台化!
リリパットアーミーの看板俳優
個性派・野田晋市に注目!

沢田研二主演の音楽劇「探偵〜哀しきチェイサー〜」が4月3日(金)~7日(火)、梅田のシアター・ドラマシティにやってくる。
2001年から年に1度、沢田がライフワークとする恒例の舞台。今年は、沢田のアルバム「今度は、華麗な宴にどうぞ。」(78年)に収録されている同名曲(阿久悠作詞)の世界を初めて舞台化。探偵という職業の哀しみを胸に抱く男の生き方を、伊藤蘭扮するヒロインとの恋心をからめて描く。
1998年暮れ、神戸・元町のはずれにあるバー「フェアウェル」。このバーのマスターにして私立探偵の新太郎のもとへ未亡人・麻里亜が訪れる。警察官だった夫は、娘が半年前にレイプされ自殺した事件を追っていたが、犯人検挙に至らず自殺を遂げた。麻里亜は、娘と夫の命を奪ったレイプ犯をなんとか新太郎に探してほしいと依頼する…。
この音楽劇に、3年連続で参加するのが野田晋市さん。「ジュリーといえば小学生の時からあこがれのスーパースター。その人と一緒に芝居できるなんて本当に光栄なことで、すごいなぁ…って、いまだに思うんですよ(笑)」と胸をときめかせる。今回は、バーの常連客で長距離トラックの助手、チンピラ風でお調子者の吾郎を演じる。さて役作りはどのように?
「これから稽古の中で作っていくんですが、いただいた役が作品の中でどんな〝仕事〟をするのかという関係性をまずしっかり考えて、役の色を出していけるよう努力します。涙と笑いがこすれる摩擦みたいなものを大事に演じたいですね」。

ただ一つ心配なのは歌唱シーン。「好きな娘に振られた吾郎が〝フラレ男のヨーデル〟って曲を独唱することになってるんですが、あきませんって。ほんまに(笑)」と歌は苦手を強調。とはいえ、すでに2年前の音楽劇「天国を見た男」で見事なハーモニーを披露しているだけに期待が高まる。
野田さんは、普通のサラリーマン生活に飽き足らず25歳で俳優に転身、関西の老舗小劇団「リリパットアーミー」(現リリパットアーミーⅡ)に入って16年目になる看板俳優だ。体にバネが入っているかのような軽やかなダンス、マニアックなまでに練り上げる演技力はさすが個性派小劇団仕込み。セリフの間の取り方、テンポのよさもピカ一。

昨年の音楽劇「ぼんち」では、幇間(太鼓持ち)役に挑み、機転をきかせて沢田扮する〝ぼんち〟を陰で支える重要な役どころを好演、高い評価を受けた。実はこの役、それより1年も前「天国を〜」の稽古中に沢田本人から「今度ぜひお願いしたい役があるんです」と耳打ちされていた。単なる社交辞令かと思いきや、約束通り声がかかり「男っていうのは、口に出したことは守るんや。カッコエエなぁ」と、あらためて沢田の男気に感銘を受けたという。
「稽古場の沢田さんも素敵ですよ。ゆったりとして場の雰囲気をほぐしてくださる…。ダジャレもお好きで、芝居の中になんとか笑いを盛り込めないかと、いっつも考えてはる感じです(笑)」。
名探偵ゆえに見抜いてしまった哀しき真実とは⁉ ミステリーの醍醐味も織り込みながら、最後には観客をちょっぴり幸せな気分にさせてくれる舞台は、桜咲く大阪のまちで全国初上演!
場所:シアター・ドラマシティ
交通:地下鉄御堂筋線中津駅下車徒歩約5分、梅田駅下車徒歩約8分
問い合わせ:H.I.P.大阪
電話番号:06-6362-7301








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